top of page

2022/09/10

18:00:00

味の素フィールド西が丘

第73回早慶サッカー定期戦 -早慶クラシコ-

​慶応義塾大学

0

2

早稲田大学

味の素フィールド西が丘にて行われた第73回早慶サッカー定期戦は、3年ぶりの単独開催、声出し応援の解禁となり、早慶両校の想いの乗った声が会場に響き渡る、素晴らしい一戦となった。
開始直後に試合の主導権を握ったのは早稲田大学だった。豊富なタレントを揃えるだけでなく、そこに驕らず闘い続けるメンタリティーで本塾のゴールを襲い続ける。対する本塾はチームで掲げるパスワーク×ハードワークの下、全員がチームのために走り続ける。この日掲げられた「Run for one, Run for win」の言葉通り、全員が1点のために、勝利のために前を向き続ける。しかし 37分、右サイドを突破されクロスを上げられる。中で合わせられたシュートを一度はGK根津(2年・慶應義塾高)が防ぐものの、こぼれ球を押し込まれ失点。その後もお互いがチャンスを作り合う展開となるがスコアは動かず、0-1で試合を折り返す。
後半開始後も早大の華麗な技術に苦しむも、必死に耐え抜き、試合は拮抗する。すると時間の経過と共に、本塾は山本(3年・國學院大學久我山高)を中心に徐々にチャンスを増やしていく。67分にはFW宮本(4年・國學院大學久我山高)に代わりFW立石(1年・桐蔭学園高)を投入し、本格的に点を奪いに行く。しかし、73分、エリア外付近の相手のドリブルを、一度はブロックするも、そのこぼれ球をゴールに打ち込まれ失点し、0-2となる。ゴールを奪いたい本塾は、76分にMF齊藤(4年・FC町田ゼルビアユース/都立町田高)に代えてMF茅野(2年・慶應義塾高)を、MF角田(1年・横浜F・マリノスユース/慶應義塾高)に代えてMF田中(1年・三菱養和SCユース/成城学園高)を投入する。すると、交代選手によって変わったリズムが相手を翻弄させチャンスへと繋がる。チャンスを創り続けるも1点が遠い本塾は、85分、FW清水(1年・三田学園高)に代えてFW熊澤(3年・國學院大學久我山高)を、88分にはMF塩貝(3年・暁星高)に代えてFW廣田(4年・暁星高)を投入する。交代選手を中心に本塾の選手は最後まで走り続けるも、ここでホイッスル。3年ぶりの単独開催となった早慶サッカー定期戦は、0-2での敗戦となった。
連覇を目指し戦ったが、早稲田の壁は高く立ち塞がった。しかし、ピッチ上に立った選手だけでなく、スタッフを始めとしたマネジメント陣、当日運営や応援に奔走した全ての部員の心が動いた1日となったことは間違いない。この舞台での経験を活かし、未来への成長へと繋げていきたい。来年、必ずリベンジを果たし若き血を響かせよう。

体育会ソッカー部

bottom of page